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【日本製】 ENTRY GRADE1/144 ラーガンダム(全塗装完成品) 完成品

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商品の詳細

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メタバース主人公機のラーガンダムです

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※撮影のためアクションベース使用

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ビームナギナタも蛍光グラデ塗装

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ランドセル側面にマルイチのネジ形状を追加

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ビームサーベル×1も追加。蛍光グラデ塗装

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メッキビーズノズル&ピン打ちリベット工作

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1stガンダムの外装に着せ替えも可能

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胸部・肩等にパネル造形の追加工作

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足の裏がみえる画像

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出品内容一式です

製品：バンダイ ENTRY GRADEシリーズ
サイズ： 1/144スケール
使用頻度：2023.10/23完成

ビルドメタバース主人公リオの機体、ラーガンダムです。発売予告段階からエントリーグレードでの製品化と聞いていたので軽んじていたのですが、いざアニメ本編を観たら劇中機がそもそもエントリーグレードからの作例という伏線、前途ある若き主人公が奮闘する物語に適した機体演出ということだったわけですね。

工作としてはこのサイズのガンダムでおこなう定番ノウハウをおこないつつ、パネル追加工作による造形追加、私の作例で通例となっている配色のアレンジ(ブラックパネル化&武装の多色塗装)などをおこなったほか、バンダイの手抜き造形たる足の裏つま先空洞の補填工作などもおこなっています。

劇中２話めからの参(3)型が基本スタイルですが、ランドセルを1stガンダムスタイルにする等で序盤スタイルの弐(2)型にもなったりします(製品仕様)。1stガンダムの純正ランナーの大半を含む製品なので機体本体に関しては外装の差し替えでラーガンダムからほぼ1stガンダムの姿にしてしまう着せ替え遊びも可能です。

キット構成への工作点

頭頂メインカメラ両脇から耳まわりへのラインを輪郭彫りだし。スミ入れを定着しやすくするための連邦系ヘッドの常套工作です。

頭部V字アンテナの鋭利化工作。ぜい肉フラッグ部を切除したのちアンテナ先端側から前２面・後ろ1面を削り込み研ぎ出し。SEED系機体のような上にも伸びる４本ツノ形状なので、上の２本は後面からも立てるように削り込み、ストライクガンダム的な尖らせ方をさせてあります。

胸部ブラック部は上面の首の両脇と、前面中央のコクピットブロックを示す境界モールド線にあわせ四角モールドパネルを追加(P-124・125)。先日出品していたリヴァイヴ版とも共通の工作。

ラーガンダムのランドセルのナギナタ装着部側面にマルイチ形状の突起を追加。重量感ガサ増し意図の工作。ガンダムのヒジ・ヒザの側面と同様のネジ形状です。コトブキヤのマイナスネジモールド(P-111)を使用。

ラーガンダムの肩アーマー上面にハッチパネル形状のモールドを追加(P-134)。

両腕のヒジにあたる面(前腕のブラック部)に四角いパネル形状を追加(コトブキヤMSGのP-127)。

前腕部の内側は武装ラッチの穴をパネル形状のパーツ(P-124)でフタ貼り。腕と脚部が左右同型の造形をしているせいもあり、シールドラッチ穴が両腕ともに前腕の側面どちら側にも開いています。左右の腕を取り違えてくっつけても平気という便利さではありますがシールド等を腕の外側ではなく内側に装着したりはしないので、謎な造形部は覆ってしまおうという工作です。

腰の股間ブロック前面に「×」モールドの四角パネルを追加(コトブキヤP-127)。

大腿部前面にパネル造形を追加。コトブキヤのハッチパネル形状(P-134)を使用しオリジン系連邦MSのような脚部前面モールドを追加。

脚部ふくらはぎ形状輪郭線を彫り起こし&スネ側面に前後分割ラインを彫りつけ。ここは1stアニメ準拠な造形すぎるのでリヴァイヴ版やオリジン系のようにパネル分割ラインを彫りました。

足の裏の肉抜きを工作処理。リヴァイブ版だけでなくエントリーグレードにもあるバンダイの手抜き造形「空洞なつまさき」箇所。ポリパテ充填ののち平面化。線を彫りこんで三分割した造形をつくり、パネル造形のパーツも配して足裏ツメ形状のお約束スタイル的にまとめてあります。形状は画像９などの足の裏がみえる画像をご参照。

ビームナギナタの両端を研ぎ出し鋭利化。製品仕様のままでは先端が丸すぎて不格好なので尖らせてあります。

ビームサーベルのビームをひとつ追加。劇中機が使用しているわけではありませんがサーベルグリップ×２が使用可能なのがもったいないので申し訳程度にひとつ用意しました。HGUCユニコーンガンダム等に付属するショートタイプのサーベルビーム部。お約束の蛍光グラデ塗装仕上げです。

1stガンダムのランドセルに追加できるフィン形状のパーツを用意。30MM系のパーツですがこの形状に妙にフィットするのでこの作例用に追加しました。ランドセル中央のシールド背負い穴にアクセサリとしてくっつけられます。

また、私のこれまでの出品作例にもあるようにメッキビーズ使用による細部ノズル追加工作とステンレス針を打ち込んでのピン打ちリベット追加工作もおこないました（彩り追加の工作）。

全体の基本的な製作は各部接着を経ての合わせ目処理＆パーティングライン処理・サーフェーサー・ガイアカラーによる塗装（つや消しコート含む）。ガンプラを完成製作させるスタンダードな工程でおこなっています。スミ入れはタミヤのエナメル塗料流し込み。色はグレーまたはブラウン系を使用しています。スミ入れ塗料が定着しにくい形状の部分などには0.05mmマーカーでのふき取り手法も使用しています。

塗装パターンは劇中どおりの指定配色をベースとして腹部まわりにホワイト部を増やすなどトリコロール感を若干低減させるカラーアレンジ。具体的にはコクピットハッチ面、腹部をホワイトに。

手首はまるごと塗りつぶしではなく、指はフレーム色(ガンメタ)に、手の甲アーマー部は外装色(ホワイト)として分けることで、もっと後発なMSの定番パターンに寄せてあります。そのほか肩アーマーの内側をブラック化するなども踏まえてあります。

前腕の前後にブラック面を追加。

ライフルの色はブラック/ガンメタで外装と機関部を塗り分けるアレンジ。ラーガンダム用のターゲットレンズは前面をホワイトでふちどるツートーン化。

シールドの配色も変更。設定どおりだとほぼレッド一色な面をパネル境界でブラックとツートーン化。外周モールドをホワイトで縁取り。十字章もグレーからホワイトに変更。造形のちゃんとしているシールドなので少ない色数で塗り潰すのはもったいなく、モールド単位に塗り分けました。

ナギナタは指定色だとホワイト一色での塗りつぶしですが、連結部とベルトラインをガンメタとレッドで塗り分け。ビーム刀身はクリアーパーツなので蛍光グラデ塗装仕上げです。

フレームや関節類の塗装にはグレーではなく調色したガンメタルを使用。純色シアンを混ぜてのブルーがかったガンメタル。足裏の爪モールドにはゴールド系による塗り分けもおこなっています。これらは外装部と違いクリアー表現です。

以下、カラーガイド(※比率の%は曖昧な感覚的数値です)

ホワイト部ホワイト95% ミディアムブルー5% シャドー部にはミディアムブルーで暗くしたものを使用

ブラック部ブラック80% ホワイト20% ハイライト面にはホワイトを足した明るいものを使用

レッド部スカーレット60% ブライトレッド40% シャドー部にはミディアムブルーで濁らせた色を使用

イエロー部サンシャインイエロー70% オレンジイエロー30% シャドー部にはスカーレットでやや赤くしたものを使用

関節などのガンメタル部シルバー60% 純色シアン20% ブラック20%

額のクリスタル蛍光ピンク100%

ビームサーベル発生部ホワイト100% → 全体蛍光ピンク100% → 先端部純色バイオレットで暗く～のグラデ塗装

細部に使用した市販品デカールは主にハイキューパーツ製。RBコーションデカールを主体に使用。、ホワイトの面へはグレーもしくはレッドとのツートーンの書体で、他のブラックやレッド等の濃い発色の面へは全てホワイトの書式でおこなっています。

右肩のナンバリング「03(ホワイト)」はTRデカール。そのほか一部でクラウドデカールも導入して細部表記に使用してあります。

肩の先端、腰フロントアーマー先端、右大腿部前面の幾何学模様(ブラック)はGMラインデカール。

自作品の水転写デカールも数種を使用。クリアデカールにレーザープリンターで印刷したもので水ににじむ心配なく使用できるものです。定着にはかなり強めな軟化剤(10秒もつけるとデカールが溶解するハードタイプ)を使用。

1. 地球連邦軍「E.F.S.F」(ブラックorレッド)表記。汎用性がこのうえなく高いので独自にテキストからデータを描きだして加工・編集し自作したもの。使用箇所は1stガンダム右肩前面/腰まわりイエロー部

2.ナンバリング表記「03(レッド)」。劇中冒頭から３段階の改良をされている経緯からの「参型」からとったナンバー。絶版品となったデカールのデザインを独自にサイズ・カラー等を編集しなおして自作したもの。使用箇所は右脚側面

3.機体形式「RX-78-2」(ブラック)表記。使用箇所は1stガンダム左肩前面。ラーガンダムとしての外装になる部分には使用していません。

4..アナハイムエレクトロニクス「AE(レッド)」。使用箇所は両脚スネ部のヒザ関節まわり側面。

5.連邦十字章(イエロー)。ククルスドアン版スレッガージムのデカールに付属のデザインで、中央から縦横に割りが入った陸軍調の図柄。真新しくてカッコいいので自作でも量産。そのままだと視認しづらい色なのでイエローとブラックとの二色で同じ図柄を重ねてシャドーをつけたものです。使用箇所は1stガンダム左肩前面。

6.関節可動部警告表記BEWARE・CAUTION、手首ナックルインパクト表記、腰側面の武装ラッチ、ヒザの先端打突部警告表記、脚部スネのショックアブソーバー型番表記(逆三角形) など諸々のお約束デザイン(歴代の自作デカールの累計)。製品版には無いデザインやカラーを使うため、前述したエンブレムのようなシンボル的なものだけでなく関節まわりの目立たせる警告表記などに多用しています。この作例では機体色にあわせてレッドのデザイン表記を多用してあります。

機体各所にビーズ工作及びピン打ちによるメタル調細部ディテール工作もしてあります。色はゴールドメッキとシルバーメッキ。サイズは1.5mmと2mm。装着する箇所の配色別でゴールドとシルバーの使用選択をおこなっています。

ピン打ちリベット工作に使用しているのは有頭5号針(針の軸側0.6mm)です。針の太さとドリル開口穴のサイズをあわせ、接着なしにスナップフィットさせて固定しています

機体本体以外の付属品は

ビームライフルターゲットレンズ部はラーガンダム/1stガンダムの２タイプで変更可能です

ラーシールドラーガンダム専用スタイルの盾。ハーフサイズながら劇中でも敵の攻撃に先端を叩きつけ打突粉砕するなど活躍。

ビームサーベル×２ビーム部は×1(追加品) グリップ部はランドセルにあるものをそのまま使用。ビーム部はお約束の蛍光グラデ塗装。

ビームラーナギナタ劇中で強敵相手などに挑む際に使用した武器。劇中演出に最も適した、このガンダムの個性として光る武装です。先端ビーム刀身部の材質は他のガンプラ同様に軟質クリアー素材。携行の際は中央から二本に分割しランドセルの両側にとりつけます

手首バリエーションは純正手首武器持ち手兼握り拳（左右）全合計２つになります

1stガンダム外装共用部品です。製品仕様の段階で選択装着可能なものになっています。両肩/ランドセル/腰前面アーマー/両ヒザ

組立説明書

以上です。

歴代主人公が登場するメタバースですが1stガンダムをそのまま素体とした主人公機はこれまでなかった？といまさら気が付きました。

平成以降のガンダムとは違い骨太なRX-78-2を原型としているだけに手の入れどころが大きく、モデラー的に述べれば工作ペイロードの広さが好ましいキャパシティと見えて腕がなるというもの。劇中の主人公のいうとおり、丁寧に懸命に作りこむことによってどこまでも光るというものです。ああも打ちのめされておいて腕の一本もへし折られずに生き残るとは予想外の不死身さです。

原作にとらわれぬ改造機続出のビルドシリーズが大好きな方々にどうぞ。